漫画「日本の妻たちに、不倫する理由を聞いてみた!」
ふじじゅんさんの不倫妻を題材にしたコミックエッセイです。
第1・2話 不倫カウンセラーの女性の実体験
第1話・2話に登場するのは不倫カウンセラーの女性。
彼女は自分もセックスレスと不倫に苦しんでいた過去をもっていました。
2人の子供を出産後、レスになり2年。
セックスレスを解消すべく指南書を片っ端から読み漁り、必死に夫に訴えるも
「バカなこと考えるなよ」
と冷たくあしらわれ、セックスレスは解消しませんでした。
その後も改善することはなく、ついには
「出張ホストとか頼んでもいいの?!」
と必死に問いかける妻に
「そんなことするなら離婚だ!」
と激怒する夫。
自分は抱かないくせに、他人に抱かれるのは許せないのです。
第2話から、彼女は不倫の道に。
そして彼女はどん底まで落ち精神科に通うまでに苦しみます。
第2話では彼女がその後配偶者とのセックスレスを解消し、どん底の精神状態から復活していく姿があります。
そんな彼女の話で興味深かったのが「愛情の優先順位」と言うものでした。
愛情の優先順位とは
人にはそれぞれ愛情の表現方法に優先順位があるそうです。
- 言葉
- 一緒に過ごす時間
- 奉仕やサービス
- プレゼント
- スキンシップやセックス
言い換えると、パートナーに何をされたら「愛されている」と感じるか、です。
この優先順位がパートナーとずれていると、お互いに愛されていないと感じでしまうとのこと。
早速夫に聞いてみた。
ちなみに、私の1番は ❶言葉 です。
レスの悩みをSNSで話してはいるけど、実は❺は1番ではないです。
生死を彷徨う経験を何度かしているので、
明日死ぬかもしれないんだから
伝えられる時に愛情は精一杯伝えておきたいし、
伝えて欲しいと言う思いがあります。
私にとっては毎日好きだと言っても足りないくらいなのです。
だから夫には毎日「好き」と言っていますし、夫からも言って欲しいのです。
この愛情表現の優先順位を夫に聞いてみると、
夫の一番は ❸奉仕やサービス でした。
夫からすると、
「言葉はなんとでも言えるし好きとか毎日言ってしまうと重みがなくなる。」
「好きだから毎日一緒にいるし、家事や育児も協力してる。土日もほとんど一緒にいるのは好きじゃなきゃできない。」
とのことでした。
以前からもっと愛情表現をして欲しい!全然愛してもらえてない!と感じていたのは、
やっぱりこの愛情表現の優先順位のずれが原因だったようです。
解決策はまだないが・・・
しかしながら、このずれがわかったのは良いことですが、解決はできてません。
夫が❶言葉の優先順位が低く、言葉の重みがなくなるから発言したくないと頑なにこだわっている時点で、「愛している」とは言ってもらえないからです。
やっぱり私の「愛されてない」感覚は拭えません。
これは私が言葉に執着する価値観を変えたほうが早いかもしれません。