小児特発性ネフローゼ症候群

尿検査で蛋白を検出!紹介状をもって医療センターへ【わが子が小児特発性ネフローゼ症候群を発症しました 02】

このブログは2024年1月 特発性ネフローゼ症候群を発症した息子のこと、入院治療や退院後の生活のことを現在進行形で記録しています。(発症時 4歳7か月)
同じようなママさん、パパさんの少しでも参考になればと思っています。ネフローゼ症候群にも種類があり、お子さんそれぞれ症状や治療法は異なりますので、あくまで体験談としてお読みください。

紹介状を持って医療センターへ

午前の診察終了10分前に医療センターへ到着するも、駐車場は大渋滞。

駐車場所を探す夫に息子をまかせ、紹介状を持って私一人で小児科外来まで走り受付へ。

受付の方に名前を伝えると

「〇〇クリニックからお電話いただき把握しています。このまま小児科外来へ直接行ってください!」

事前のかかりつけ医から話が入っていたこともあり、ぎりぎりでしたが小児科外来へたどり着くことができました。

すぐに尿検査と採血

混みあう小児科外来。問診票を書いていると夫と息子が来ました。

息子は一目散に小児科外来の待合にあるキッズスペースで遊びたいと駄々をこねました。

本人はとっても元気なんです。

でも気が付くと、朝よりもムクムクと顔がむくんできていました。

本当に仕事に行かず、小児科行ってよかった…と心から思いました。

しばらくするとカウンセリングルームに呼ばれ、検尿。

息子は数十分前にかかりつけの小児科でも検尿をしているので

「もうでない!!さっき出した!」と最初はごねてましたが

「も~~~~!今回は特別だからね!」といってチョロチョロっと出してくれました。(笑)

検査結果は「特発性ネフローゼ症候群」

検査の結果はすぐに出て、診察室に呼ばれました。

診察室に入ると主治医のほか腎臓の専門医も含め3名のお医者様が診察室にいました。

お医者さん
お医者さん
診断結果は、「特発性ネフローゼ症候群」というものです。

 

え?腎炎ではない…?

ネフローゼ症候群??

不安に思っていると。主治医は診断するに至った理由を丁寧に説明してくれました。

  • 蛋白尿(4+)とかなり多い。血尿もわずかだが出ている。
  • 血清アルブミンの数値がかなり下がっている。
  • 補体の数値は低下していない ②疑っていた溶連菌の抗体も上がっていない(溶連菌感染は証明できない)ことから急性腎炎ではない様子
お医者さん
お医者さん
ネフローゼ症候群というのはいろんな原因がある。今回の場合、急性腎炎ではないため、「特発性(ほかに原因がない)」のネフローゼ症候群となります。

そして、さらに説明資料を使って説明してくれました。

(つづく)

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